NavyTern’s blog

思考の試行。

秋、そして僕は家族を持つ

前回の記事から、ずいぶんと時間が経ってしまった。

前回異動した部署で、僕はまだ働いている。冗談抜きで忙しい部署だ。作業としてこなしてしまえば、片づけることはできるのだけど。

 

色々なことがあった。色々なことを考えた。会社の上から下まで、ずいぶんと様々なことを見聞きして、僕が叶えたいと思っていたことは、もうここでは叶わないということが、よくわかった。自分を成長させるための環境としても、イマイチだなと思うことが増えた。タイミングの問題なのだ。

 

来年の春に、結婚することに決めた。

こういう形で家族を持つことになるなんて、全く予想していなかった。

でも、これを逃して、これを超える幸せはないと、直感的にわかった気がした。いびつな家庭で育ってきてしまったけど、ここからは一緒に頑張っていかなくちゃいけない。大きな挑戦だ。

 

妻となる人といて、僕は動きがなくなったというか、安定したというか、一定になった。以前は、仕事のストレスやちょっとしたミスで動揺し、自分を追い込み、打開するために根を詰める、というサイクルが2、3か月ごとに来ていた。急に猛勉強をしたり、他の企業の採用ページを見てみたり、場当たり的な逃げだったなと、今ではわかる。

 

仕事での自己実現は、きっと気持ちよいのだろう。それはそれとして、これはやっとかなきゃ死んでも死にきれない、というものにエネルギーを使いたいと思うようになった。まだまだ世界中に行ってみたい場所はあるし、やってみたいこともある。時間は限られているから、集中すべきものを選ばなきゃいけない。

 

最近、妻となる人を失う夢をよく見る。夢の中の自分は、そのショックに立ち上がれなくなってしまって、味わったことのない悲しみに打ちひしがれていた。たぶん、いま一番恐れていることなのだろうなと思う。一緒にいたい人、いてほしい人だ。

 

何年かして、この文章を読んだら、気持ちが変わっているのだろうか。

それは成長した結果なのだと思いたいが、世の夫婦には色々あるらしい。

 

なんのひねりもない文章だ。仕事ばかりではいけませんね。

昔自分で立てた、六指針はやってみると本当に難しいもので、未だに悪戦苦闘している。とりあえず仕事では、「迅速を旨とせよ」が強い。速さは力だ。