NavyTern’s blog

思考の試行。

全敗して思うこと

M新聞社の最終まで行って落ちる。記者としてどこまで考えられているかを問われていた。
素直に答えた結果、何のアピールにもならない答え方をしてしまった。D社の二次面接と同じ轍を踏んでしまった。

今日はTの一次選考に行ってきた。筆記テストだから手ごたえとかよく分からないけど、会社の雰囲気は少し堅そうだけどよさそうな会社だなと思った。

昨日、おとといと実家に戻っていた。一人でいるより不安は減るし、ドツボにはまらなくていいと思った。
ただ、五年生になるとか家に戻るとか一緒に田舎に行くかとか散々心配させてしまって、結局甘やかされているなと思った。自分の将来は自分で決めなくちゃいけないのに。

「やりたいこと」が決まらないからきちんと動けないんだと思う。
「夢」はいい大学に入学することだったし、それはある意味既に叶えてしまっていて、白紙のままでこの三年間を生きていた。

「好きなこと」を追求すればいいんだということはわかっている。好きなこと、やりたいことは世界中いろんなところに行って、いろんな景色を見ることだ。地球の全部を見れたら、もう思い残すことはない。自分がどんな世界の中で生きているのかを直接見てみたいんだ。旅人って職業があったらこんなにいいことはないのに。

でもやりたいことってのは誰かのためじゃないときっと上手くいかないんだと思う。自分のためにやっていれば、それは結局誰かに甘えさせてもらわないとできないことだ。「一人で強く生きていくこと」にはならない。

「うまく面接で答えられなくて…」と言ったら「そう。それはいい経験をしたわね」と後藤さんはさらりと言った。僕は人生のすべてがそこにかかっていると思い込んでいたけど、案外大したことないことなのかもしれない。これも一つの経験、その上でどんなことができるだろうか。

悩んでいる内に時間ばかり経ってしまって、あまりにもったいないから勉強を再開した訳だけど、一人で悩んでいてもだめだと思った。悩んだことにならないと思った。誰かと話して初めて思考は深まるんだ。

なにがやりたいんだ。どうなりたいんだ。きちんと地図を描こう。
あと面接ではどう言ったらアピールになるかもきちんと考えよう。